自然界の超臨界水

地球誕生の時に、一番最初にできた水!?

地球誕生の時、高温高圧下で最初にできた水が超臨界水ではないかとする仮説があります。その後、ミネラル等を含んだ「海」ができたとも言われています。
 
また地球上での最初の生命は、深海にある地熱やマグマ熱が噴出するような高温・高圧環境で誕生したとする仮説もあります。
超臨界水は、通常では分解不可能なアミノ酸をも分解する事ができます。アミノ酸が集まりタンパク質が誕生した事から、超臨界水が生命誕生のファクターになったのではないかとの研究も進められています。

超臨界水は深海に存在する!?

大気中では水は100℃で沸騰しますが、深度100mでは180℃、深度1000mでは312℃まで沸騰しなくなります。水の臨界圧力は深度約2200mでの水圧に相当し、海洋の平均深度が3800mである事から、地球上の水の大半は臨界圧力以上の高圧化にある事になります。また深海には地熱やマグマ熱により400℃近い高温の熱水が吹き出している箇所もある為、天然の超臨界水が存在すると考えられます。
深海には我々の想像外の世界が広がっているかもしれません。